素人以上玄人未満

これがフォークの握りだ！・・・ボールはけん玉

動物が出てくるテレビ番組って結構ありますよね？
私は昔、それが好きでよく観ておりました

今でもたまに観ますが
昔より、いささか「毒気」が無いような感じがするのは
私の気のせいでしょうか？

昔観た番組で、印象的に憶えているのは
何かの木の実を食べて、動物達が千鳥足になったり
倒れこんで寝入るといった映像

木の実が自然発酵してアルコール分を持つ
言うなれば「自然の果実酒」のようなものを呑んで
動物達は酔っ払っていたのです

他には
かんばつ地域で飲み水を探す方法として

まず罠で猿を捕獲して
２～３日つないで放置しておくと
十分に喉が渇き
それを放って猿の知っている水ポイントを追尾するというもの

ちゃんと水までたどり着くんで
人間の知恵ってすごいな～
などど感動すらした憶えがあります

でも
私が観た究極は
「男の臆病さ」を検証する
というような番組で
多分
今不祥事で何かと話題の、天下のＮ○Ｋで放映していたものです

内容は
インリン・オブ・ジョイトイばりに開脚されたオス猿を
ベッドにくくりつけ
股間があらわになるアングルで固定しておいて
耳のソバで「パチン」と手を叩きます

するとですね
何が起こると思います？

なんと
音に驚いたオスの両の精巣
いわゆる「ゴールデンボール」が
「シュッ」と上に瞬間移動するのです！
「じわじわ」でなく「シュッ」ですよ

なんと言えばいいんでしょう？
強引に例えれば

（ヒトラーの部下が
　誰か部屋に入ってきたなと思いながらも
　書き物をしていて顔を上げず
　一区切りついて顔を上げた時
　立っていたのがヒトラー総統で
　かなり驚いて急いで直立敬礼した）

ような動きをする、猿の「ゴールデンボール」なのです

そしてアナウンサーがクソ真面目な顔で
「もう一度やってみます！」というと
あろうことか
フォークボールを投げるような指構えで
「ゴールデンボール」（ボールつながり？）を
ぐりぐりと手繰り下げるのです

残念ながら
猿の表情を追うカメラ映像はありませんでしたが
もしこの時その映像があれば
猿は羞恥と苦悶が入り混じった
屈辱の表情をしていたのは間違いないと思います

非情にも実験は続き
「パチン」「シュッ」「フォークボール」は繰り返されます

そしてアナウンサー
「やはり、このたまの影響で、男性は高い所などが苦手なんですね！」

男性諸兄はお解かりかと思われますが
確かに高い所に行くとあの辺がヒヤヒヤします
（少なくても私はします）

だからってそれを証明するために
公共の電波で猿をくくりつけて
「パチン」「シュッ」「フォークボール」では
猿があまりにも気の毒ではないでしょうか？

でも私はと言えば・・・

「ぎゃっはっはっは！」

と画面の前で
窒息寸前の大大大大　だーーーーーい爆笑

笑ってゴネンね、あの時のお猿さん
今頃どこで、どうしてるんでしょう？