腐臭と戦った華麗なる一族
倒置法?
こんばんわ
じっとしていると少し寒い今夜
私は力水の注入を開始して
少しばかり合法的にラリってきた所です
ところで皆様は
腐った弁当を食べた事ってありますか?
秘密ですが
私はあります!
正確に言うとあれは高校時代
購入して食卓に置かれていた
弁当の中の一部分(おそらく玉子焼)が
腐臭を放っていたのです
ところが
あまりにも空腹だった私は
その玉子焼近辺には手をつけず
周辺の
野菜炒めやら
漬物などを
食べていたのです
ただそれだけなのに
後から近寄ってきた姉に
モノ凄く怒られました
「く・・・腐ってないトコ食ってるから・・・」
と自分でも
わりかし意味不明だと思える言い訳をしましたが
それが物凄く無力に感じるほど
腐臭が漂っていました
ところで
うちの父は嗅覚がアーパーです
塗装の仕事していて長年
ペンキやら
シンナーやらに
囲まれて過ごしたせいで
モノの匂いが感じなくなったそうです(本人談)
ですから母が少し痛んだイカで
炒め物を作った時
たまたま父だけが食してソレに気付かず
1時間後に上を下への大騒ぎをして
救急車を呼んだ事もありました
そのくせ
「昔食った時に臭かった」
と言って
納豆を食べる事が出来ません
人の嗜好って複雑ですネ
ま
その辺はどうでもいいのですが
私が小学校くらいの或る時
父が近隣区民の清掃に参加した事があります
まあ大体は
一家のお父さんが参加して
草刈やその辺に放置されているゴミを
撤去するような企画でしたので
私や姉は役目も無く
家で漫然と過ごしていました
しばらくして何だか異臭を感じ
鼻をヒクつかせていると
姉も異臭を感じたようで
同じような行為をして
二人でキョロキョロと周りを伺いました
原因は突き止められませんが
何だか風が運んでくる臭いのような感じもします
ふと開けっ放しの玄関から外を眺めると
父が戻ってくるのが見えました
雰囲気的には
巌流島で小次郎の待ち焦がれた武蔵が
遠くから近寄ってくるような図でした(メイビー)
しかし
父が近づけば近づくほど
異臭は悪臭へと変わり
悪臭は刺激臭へと変わっていきます
そこで
どうやら父が臭さの元凶だと判ると
私と姉は嗚咽に苦しみながら
その事を父に告げました
すると平然とした顔で
自分の服のそこかしこをクンクンと嗅ぎ
「そう云えば掃除中に
誤って残飯かぶった!」
と言ってのけました
・・・・・・・
皆様は
残飯シャワーを浴びた人間と対峙した事はありますか?
はっきり言って
犯罪です!
いつの日か
自分が残飯シャワーを浴びた時
どうか私の
この話を思い出して下さい
そして
嗚咽に苦しむ人が
この世から少しでも減る事を祈念して
Love アンド おやすみ!
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