餞別の責任
2006年12月29日

高いです、かなり・・・
大学を卒業する時
殆どの人が就職するという中
東京の学校に進学してさらに勉強するという
奇特な友人(男)がおりました
で
送別会と相成る訳ですが
やはり我らもそろそろ社会に出る者として
餞別の品などを贈呈せねばなるまい
という事になりました
とは言うものの
まだ社会に出た事の無いひよっこ共は
こういう場合に
何を贈呈するのが適しているかも判断がつかず
数名で相談した所
結局
「絶対にいらない物をあげよう!」
という素敵な結論に達しました
その方針で話し合い
まず出たのが
「ガラスのケースに入った日本人形」
(当然ですが皆がいらないという訳ではありませんヨ)
しかし
ネットも普及していなかったあの時代
「ガラスのケースに入った日本人形」の
入手ルートが判らず
国際通りをバイクで一往復して
すぐに断念しました
それで再び話し合い
「ブラジャー」(しかもドギツイ色)
という意見が出た時
異論を唱える者はおりませんでした
ただ
「誰が買いに行く?」
という事でひとしきりもめました
結局じゃんけんで決める事になり
なんと私負けてしまったのです
(お店にて)
私 「あの~、ぶ・・・ブラジャー欲しいんですが・・・」(もじもじ)
女店員「(笑顔)ブラジャーですね!サイズは?」
私 「 さ・・・サイズ?・・・わ、あの・・・僕ぐらいですかネ~?」(胸囲1m弱のA?)
女店員「 お・・・客様くらい・・・ですか?(笑顔消える)」
私 「あっ・・・でも・・・着ないからいいんです、サイズはどうでも・・・」
女店員「着ない・・・?」
私 「着ないんですけど、あ・・・赤とか紫の安いヤツがあれば・・・」
女店員「(怪訝)それでしたら、あちらがよろしいかと・・・」
私は女店員に
細かい事情を説明しようかとも思いましたが
かえって不審度が増すような気もしたので
要件のみで乗り切りました
教えられたのはラックに山盛りの安売り下着群
私は中から真っ赤なブラジャーをサイズも確認せず
レジに持っていき購入しました
レジを後にする背中に無数の
「あの人、変態~」
という光線を浴びているような気がしたのは
私の被害妄想でしょうか?
そんなこんなで送別会当日
私が主人公にそれを渡すと
別の友人からも餞別の品が・・・
それを開けてびっくり
中身はなんと真っ赤なパンティ・・・
奇しくも一夜にして
上京する友人の元に
真っ赤なセクシーランジェリー(上下)が揃ったのです
パンティを購入した友人に
買う時恥かしくなかったか聞きましたが
答えは「全然余裕」
私は
(ヤツの彼女は年上だからだ・・・)
と意味も無く思いました
さて餞別をもらった彼は
東京での学問を完遂し
現在は沖縄で立派に働いています
たまに会いますが
あの下着の話は聞いていません
もし彼が夜な夜な女装をして
街中を闊歩してたとしても
私の責任は「半分」だと思ってます
Posted by L-00 at 13:20│Comments(2)
│変
この記事へのコメント
こんばんは。初めまして(^^)
楽しい記事が盛りだくさんですね。
とても楽しく読ませていただきました。
また、時々おじゃまさせていただきますので、よろしくお願いします!(^^)
楽しい記事が盛りだくさんですね。
とても楽しく読ませていただきました。
また、時々おじゃまさせていただきますので、よろしくお願いします!(^^)
Posted by プチ at 2006年12月30日 01:38
プチ さま
コメントありがとうございます
楽しませるつもりで過去の恥を
さらしてますんで
楽しんでもらえたらうれしいです
またいらして下さい!
コメントありがとうございます
楽しませるつもりで過去の恥を
さらしてますんで
楽しんでもらえたらうれしいです
またいらして下さい!
Posted by L-00 at 2006年12月30日 13:21