定番の魔力
2006年11月19日

こちらは即席ラーメンの定番「チャル○ラ」 ねぎは任意
私などはこれからさらに、ただのおっさんになっていくだけですが
私と同じ年に生まれたギターは、ビンテージ物として非常に高値で取引されます
そして一部のギター弾きの性として
「生まれ年のギターを入手する」というのは
垂涎の極みでありまして
それもただ「生まれ年が一緒」というだけでは飽き足らず
いわゆる定番のやつを欲しがるのです
興味が無い人には申し訳ないんですが
私のジャンルで言えば
マーチンD28(私はフィンガーなんでD35を物色)
ギブソンJ200やJ45あたりでしょうか?
ということでPCでちょちょっと検索してみると
条件に見合った素敵なやつが見つかりました
お値段¥735,000・・・マジで一週間ほど悩みました
20~30万くらいなら回りも面白半分で「買え買え」言うんですが
さすがに70万だと責任問題に発展すると思ってるのか、誰も勧めません
私自身、一日の中でも、ほてったり冷めたりする気持ちを良く見つめ
「まあ次回に・・・」という結論でブックマークに入れときました
ただ気持ちとしてはもう「振り上げた拳」状態
第2プロジェクトへ進行です
その内容
「息子の生まれ年のギターを買い
父が息子ともども立派に育て上げ、いつか譲る」というもの
これもギター弾きの一部には根強くある発想
平たく言えば「子供にかこつけて自分のギターを買う」というものです
で、またPC検索
ただ今回は定番のところで引っかかりました
定番も個人の好みにより数種に分かれるので
どの定番を選ぶか?というものです
で、悩んでいると便利なギターが見つかりました
大雑把に説明しますと
ギターを持って弾いている図を想像してください
右手らへんは「1」という定番のモデルで
左手あたりは「2」という定番のモデルを採用したギターがあったのです
つまり「一本で2本の定番を買うようなもの」と思いました
お値段は50円玉が4800枚ほどでした
70万を検討していた私には「手頃」に思えたのです(キャッシュ無いけど)
今回はオークションだったので、「ポチッ」と落札
・・・・・・借金しました
かくして今までで一番高いギターが我がラインナップに加わりました
そのギターを眺めて最近思うこと
「定番」+「定番」=「定番とは言えない」
本当の定番が家にはいない、という初歩的な問題に気づきました
一応借金返すまでは我慢する所存です
Posted by L-00 at 22:06│Comments(0)
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