素人以上玄人未満

勝手に車に乗り込んでました（笑）

大学の頃
アパートで一人暮らしの者がいると
必然的にソコは「たまり場」となります

私の学友に
県外出身の奴がおりまして
これがまた大学のド近所に
アパートを借りてたものですから
当然ソコは憩いの場

麻雀からゲーム、飲食、昼寝、飲酒、宿泊･･･
プライベートなんか与えない状況です

夏休みなんかで帰省する時には鍵を預かり
皆で連日の宴会
それが理由か知りませんが
お隣さんが引っ越してしまいました
（あの時の方、どうもスイマセンでした）

挙句の果てに模様替えをして
休み明けに帰ってきた家主に少し怒られました

無駄に時間を浪費してた日々です
月並みですがもっと勉強すればよかった･･･
まあ自省が書きたかった訳では無いので本題へ

ある時麻雀にも飽きて漫然と飲酒をしていたのですが
誰かに悪戯したくなってきたので
その場にはいない別の友人を無駄に呼び出す事にしました

早速ターゲットの友人Ｎに電話
時間は夜１０時すぎ
電話に出るＮ



私「おい！お前昼の約束忘れたのか？」



Ｎ「な･･･何？何？」



私「話があるから夜に○○のアパートに来いって言っただろ！」



Ｎ「だった？ゴメン全然憶えてない」



私「憶えてない～？お前さっさと来い！」



（ガチャン！）と受話器を置きました（家電の時代です）

かくして一時間後
ほんとにＮは来たのです



Ｎ「ゴメン、ゴメン、泊まる準備してきたよ、で話って何？」



私ホントに来ると思ってなかったので
それ以上の展開を何も考えてませんでした
しょうがないんで出まかせに



私「Ｎ･･･宇宙って何だろう？」



Ｎ「･･･マジで？マジでそれだけ？」



私「･･･うん（笑）」



Ｎ「それだけの為に俺、泊まる準備して来たの？」



私「･･･うん（笑）」



Ｎ「怒った、もうホントに考えよう！」



私「えっ？」



そして怒りながら宇宙について考えるＮがいました
私は眠かったのでその場で寝てしまいました

翌朝目が覚めるとすでに起きていたＮ



私「結論出た？」



Ｎ「うん」



私「どんなん？」



Ｎ「人間はちっぽけだ、という結論になった」



との事
私は経緯を聞くのが面倒くさいと思い
家に帰りました