あ~あ

L-00

2007年08月11日 00:12


カ・リ・ス・マ!

例えば私は無宗教が故に
何かの宗教に対して文句を言いたい時は
周りの状況をよく確認して
当該宗教の信者がいないか?
と云う事に神経を使います

これと似たように
音楽も色々聞いている中で
文句を言いたくなるミュージシャンが出てきた場合
そのファンがいないか?

手探りで批評を語ったりします

しかし今夜は複雑な気分
おまけに血中にアルコールが浸透しだして
好きなように書かせて頂きます

さっきNHKで「尾崎豊」が19歳の時の
ライブ映像を見ました

私ははっきり言って過去に
彼の事が大嫌いでした

しかしある時
26歳(だったっけ?)の彼が
変死を遂げたと云うニュースを耳にして
何だか興味が出てきました

そもそも嫌いになった理由が
彼の代表曲とも云える「15の夜」



♪盗んだバイクで走りだす~♪



と云う歌詞が許せなかったのです

誰でもバイクを盗まないと
彼の仲間になれないと云う気がして・・・



それから
ず~とその青臭い歌詞を
軽蔑し続けていました

だけど今日の映像は何か違います

そこにいるのは
NHKが取材した
19歳当時の尾崎豊

私は仕事柄
若者とよく接するのですが
私が仕事で出会う19歳の若者とは
明らかに一線を画するような
言動・行動

尾崎豊に
違和感とともに
ちょっとした感動を覚えました

知っている曲は多分4曲

「I love you」
「シェリー」
「卒業」
「Oh my little girl」

でもそれがどうしたと云わんばかりのシャウト

下世話ですが
彼の歌詞は「大人」への反抗=文句が多い
今生きてれば
一応「大人」

一体どう云う歌詞を書いているのか?
大いに関心があります



特筆すべきは
19歳で煙草を吸っている尾崎を
ナレーション付きで容認しているNHK!

古き良き時代を肯定されたような気がして
何だか少しほっとしました

だからと云って
禁煙したいと云う人がいたら
応援したいです
21世紀だし・・・

尾崎は
21世紀には自分は必要ないと
自分で判断したのかもしれないですネ?

それにしても
番組中
時折さし挟まる
茂木健一郎の解説は無意味

その部分の編集も最悪だし
今晩は
その茂木の顔にさえ
嫌悪感を覚えました

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