緊張の一瞬
こんな話を聞きました
ある人が道を歩いていると
正面から来る人と肩がぶつかりました
振り向くと立っていたのはなんと
矢沢永吉!
矢沢は一言
「パーティだから・・・」
と言って
ピストルのような手つきで
(グッバイ!)
を暗示させ
去って行ったそうです
か~
渋いネYAZAWA!
私は最近
矢沢の音楽が気になっていたのですが
このエピソードを聞いて
ますます本腰を入れて聴く気になりました
話変わって去年の晩夏
私は仕事関係の研修で京都に行きました
研修はホテルの広間に関係者が150人位集まって
講演を聴いたり講習を受けたりする内容でしたが
後半は15~20人単位のグループに分かれて
分科会形式でディスカッションをするのです
全国から集まった同業者さんの意見を聞くのは
とても参考になり
非常に有意義な時間を過ごしていたのですが
ふと
近くに座っている発言著しい男性に
何かを感じました
はっきり言えば
その人は誰かに似ているのです
私は考えました・・・
ノドに小骨が刺さっているかのような
不快感を除去すべく
脳内のあらゆるリストと
目の前の人を照合して
ある結論にたどり着きました
この人「YAZAWA」に似ている!
もっと正確に言えば
「YAZAWA」テイストが強い
と云う感じ
・・・しかし今ひとつスッキリしません
YAZAWAだけでは60点位なのです
そこでまた照合を始めます
(この時点でもう研修どころじゃありません)
そして出た結論
+
つまり言うなれば
「なぎら永吉」さん
なのです
さて
そうなれば誰かと思いを共有したいのが人の常
しかし全然面識の無い
しかも厳かな席上ではソレも叶わず
結局研修は終了
ただ夜は交流会と称して
食事と酒の席が容易されていました
私はなぎら永吉氏の傍らに立ち
酒に少しだけ力を借りて
本人に「YAZAWA」に似てますね~
と告げようとしました
(「なぎら」は言わない)
しかし
中々いいタイミングと勇気が無く
結局ダラダラと時間が過ぎていきました
それで
どうでもいい会話を
どうでもいい人としていたのですが
その時軽くですが
後ろから肩にぶつかってくる人がいました
振り向くとなんと
なぎら永吉氏が
トイレに行こうとしてか
立っていたのです
私はあせりました
いくら「YAZAWA」テイスト60%とは言え
これは出来すぎたシチュエーションです
(「パーティーだから・・・」って言ったらどうしよ~)
と思っていたのですが
「あっすいません!」
と
なぎら永吉氏
そりゃそーだ
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