さたでーぶらんち

L-00

2007年10月22日 19:41


二日酔い ああ二日酔い 二日酔い

こんばんわ

季節の移ろい感に乏しいと云われる沖縄ですが
朝晩の漂う空気には
何だか寒さの「芯」のようなモノが
出来始めては朝日に溶け
出来始めては朝日に溶け
しているようで
そんな事を繰り返していくうちに
いつの間にか冬らしくなっていくのでしょうネ

こんな夜は
私を詩人にします

 ゆく河の流れは絶える事が無く
 しかもそれはもとの水では無い
 淀みに浮かぶ泡つぶては
 或いは消え或いは浮かび出で
 いつまでも同じではない
 この世に存在する人とその住みかもまた
 同じようなもの
 ラララ・・・


なんてネ

ご存知
鴨長明クンの「ゆく河の流れ」を
パクってみました

長明クンは亡くなって
千年近く経っているので
著作権は問題ないでしょう

文語調の原文は
それこそ言の葉の流れが心地よく
ふとしたはずみで
私の脳内でリフレインしている事があります



さて
話は変わりますが
金曜日の夜
例によって家で独り呑みをしました

休日前の気の緩みからか
やや深酒になってしまい
土曜の遅い朝食には
荒れ果てたであろうストマックから
何だか梅風味のモノを要求されました


作ってみました



まず
少量の水に鰹で出汁を取って
梅干のみじん切りやシソ
さらに塩を少々入れて
酸っぱいタレを作っておきます

冷蔵庫にあった
玉葱・ピーマン・舞茸・かまぼこを切って
さっと炒めます

野菜のザクザクっとした歯ごたえが欲しかったので
炒めすぎないようにしました

これに
湯で時間より早めにあげて
ゴマ油をまぶしたパスタ麺を絡めます

そして
最初に作った酸っぱいタレを入れて
グツグツと数分絡めれば完成

実はこの時のグツグツ泡を見て

(淀みに浮かぶうたかたは・・・)

などと思っていたのです

う~ん・・・
なんてお洒落な二日酔いさん

お味はモチロン

「いとうまし」

でした



バイナラ

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