印度旅行記-12
イケメンの眼差し ※本文とは無関係
もう何日もカリーしか食っていなかったので
さすがに食傷気味だった僕は
カリー以外の食べ物を求めて街中を探し歩いた
大都市では食べ物に多少のバリエーションは期待できるが
田舎ではそれもままならない
バラナッシィ(ベナレス)の街を歩いていた時の事
小腹の空いてきた僕は
小さな屋台でコロッケが販売されているのを発見した
コロッケが日本食かどうかはともかく
カリー以外の日本での食事を彷彿とさせてうれしくなり
宿で待っている友人たちと一緒に食おうと思い
嬉々として20個ほどのコロッケを購入した
帰り道
待ちきれなくて歩きながら
袋からコロッケを一個取り出し口に運んだ
カレーコロッケ でした
しかも・・・
激辛! ・・・火を噴きそうな程(泣)
・・・コロッケさえも
インドから逃してくれません
俵型をした
残り19個のコロッケが
手榴弾 に見えた帰路だった
飲み水にも苦労した
持参した水筒には
行く先々でミネラルウォーターを買い入れて飲んでいた
外国人のためにだと思うが
ミネラルウォーターは各地で売っている
が
売ってはいるが問題が無い訳では無い
ある時水を切らしたので
買い出しのために出かけた
適当な店を見つけて入ったのだが
店先に並べられた商品をよく見ると
入っている
水の量が
明らかに
一定じゃあ無い!
ボトルにはちゃんとラベルも貼ってあり
キャップも未開栓の状態のようだが
水位が違うって一体・・・
しかもその中には
明らかに
茶色く
濁っている
水もある
しかも僕が怪訝な顔で迷っていると
店員はあろう事か
一番汚い色の
水を差しだした
片言の英語で買いたくない旨を伝えると
店員の答えは・・・
「ノープロブラム」
「ハイハイ」
ヤツのペースになる前に
僕はさっさと次の店を探しに出た
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