印度旅行記-11

L-00

2007年08月07日 21:50


かわいいベイビ~ ※本文とは無関係

旅行に行って
その土地土地の食べ物を口にするのは
楽しみの一つ
インドと云えばもちろんカレー
いや
本場だからカリーと云うべきか?

反論を恐れながらも言っておきたいのだが
僕はインドのカリーをあまり美味いとは思わない
カレーは好きだがそれはあくまで
日本で食す「カレーライス」の事であり
インドのカリーでは決してない



移動しながら行く先々での宿泊先は
鍵の付いたホテルを探した

まずホテルを確保して
盗まれてもいいような荷物はそこに置いて施錠し
それから行動をしていた

ランクで云えばおそらく「中の下」くらいのホテルは
日本円にすると大した金額はかからないので
(当時1泊500円くらい)
1年も2年もインド国内をブラブラするつもりでもなければ
その方が無難だと判断したのだ

そう云うホテルには
レストランと云うのか一応食事を提供する場があり
疲れて出歩く気力が無い時などは
その場所で食事をする事もあった

あるホテルの食堂で僕は数あるメニューの中から
「エッグ・カリー」なるものを注文した
厨房からは物音がしていた
しかし
10分・・・20分・・・そして30分待っても
「エッグ・カリー」は姿を現さない

空腹で短気になっていた僕は
店員を呼びつけクレームをつける

しかし答えは










「ノープロブラム」










・・・まただ



・・・またノープロブラムだ



多分インドで一番たくさん耳にした言葉

これ以上は何を言ってもしょうがないので
じっと待っていた

結局「エッグ・カリー」登場は
注文から約一時間後だった

これほど待たしておいて
いかなる料理かと皿を覗くと










黄色の
カリー液の中に
ツルリと光る
ゆで卵が2個
 以上!










・・・



なるほど「エッグ・カリー」に間違いは無い
しかしこれで一時間も待たせるとは
一体何だったんだろう?

(もしかしてその味に
 インド数千年?の秘伝の味が隠されているのか?)

と思い口に運んだが
もしそうだとしても
それが美味いとは
決して思えなかった

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