斬り捨てソーリー
盆栽が気になるお年頃 ※本文とは無関係
小学校時代のある時
家の電話が鳴りました
私 「もしもし」
相手「助けて~○○、キツイから早く来て~!」
(ガチャン・・・ツー・ツー・ツー)
※○○は知らない名前
子供心にも非常事態だと云うのは容易に理解できましたが
さすがにこうも一方的だともうお手上げ
もちろん今のように
ナンバーディスプレイがあるはずも無く
結局ずっと気にかかったまま
たまに思い出したりします
電話は相手の顔が見えないので
知らない声だと不安要素もつきまといます
その反面
「言い間違い」
をすると
表情や他の仕草でフォローが出来ないため
面と向かって言われるより
おかしく感じる時もあります
これまた小学校時代
ある時従兄弟の家に電話をすると
電話に出た従兄弟が
「ハイもし?」
と言ったのです
結局
「ハイ~です」か
「もしもし~です」か
どういうスタンスで行くのか?
意思統一をしないまま
受話器と取ってしまった結果ですネ
一種の不覚と言えると思います
さて究極ですが
以前の職場にYちゃん(女性)とう方がいました
Yちゃんは本当に気が利く人で
ずいぶんと仕事の手伝いをしてもらいました
ある日
私がワープロに向かってカチャ・カチャしていると
Yちゃんは隣の席で私の振った仕事の根回しで
方々に電話をしていました
いくつも電話をして
Yちゃんは少し疲れていたのかもしれません
ある所に電話をして
Y
「もしもし、私○○社のYと申す!」
と言い切ったのです
少し色をつけて書けば
Y
「もしもし、私○○社のYと申す!(斬)」
と云う感じでしょうか?
しかし傍らで動揺する私をよそに
その後の会話が何の支障もなく普通に続いています
私は段々と
(もしかしたら私の聞き間違いだったのかもしれない)
と思いました
一通り電話を終えて受話器を置いたYちゃんに聞きました
私「今の電話さ、
Yと申すって言わなかった?」
Y「言いました、でも相手が普通だったんでそのままにしました」
ですと
なんて事は無い
相手は武士だったようです
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