斬り捨てソーリー

L-00

2007年02月27日 00:13


盆栽が気になるお年頃 ※本文とは無関係

小学校時代のある時
家の電話が鳴りました

私 「もしもし」

相手「助けて~○○、キツイから早く来て~!」
(ガチャン・・・ツー・ツー・ツー)
※○○は知らない名前

子供心にも非常事態だと云うのは容易に理解できましたが
さすがにこうも一方的だともうお手上げ

もちろん今のように
ナンバーディスプレイがあるはずも無く
結局ずっと気にかかったまま
たまに思い出したりします

電話は相手の顔が見えないので
知らない声だと不安要素もつきまといます

その反面
「言い間違い」
をすると
表情や他の仕草でフォローが出来ないため
面と向かって言われるより
おかしく感じる時もあります





これまた小学校時代
ある時従兄弟の家に電話をすると
電話に出た従兄弟が





「ハイもし?」





と言ったのです

結局
「ハイ~です」か
「もしもし~です」か
どういうスタンスで行くのか?

意思統一をしないまま
受話器と取ってしまった結果ですネ

一種の不覚と言えると思います





さて究極ですが
以前の職場にYちゃん(女性)とう方がいました
Yちゃんは本当に気が利く人で
ずいぶんと仕事の手伝いをしてもらいました

ある日
私がワープロに向かってカチャ・カチャしていると
Yちゃんは隣の席で私の振った仕事の根回しで
方々に電話をしていました

いくつも電話をして
Yちゃんは少し疲れていたのかもしれません
ある所に電話をして















「もしもし、私○○社のYと申す!」



と言い切ったのです

少し色をつけて書けば






「もしもし、私○○社のYと申す!(斬)



と云う感じでしょうか?



しかし傍らで動揺する私をよそに
その後の会話が何の支障もなく普通に続いています



私は段々と
(もしかしたら私の聞き間違いだったのかもしれない)



と思いました



一通り電話を終えて受話器を置いたYちゃんに聞きました



私「今の電話さ、Yと申すって言わなかった?」



Y「言いました、でも相手が普通だったんでそのままにしました」



ですと



なんて事は無い





相手は武士だったようです

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