アプローズと筋肉痛
もうイヤ!
この時季盛んなスポーツと云えばマラソンがありますね
沖縄でも昨年末には那覇マラソン
また2月末には沖縄マラソンが予定されていて
車で道を走っていても
軽快なランナーに遭遇する事が多々あります
普段殆ど運動しないメタボな私ですが
そんなランナー達を見かけると
その洗練された肉体に憧れを抱いてしまいます
(一部ランナーは除く)
振り返ると
(少し運動でも始めっか!)
と考え
まず手始めにウォーキングなどをして
一週間ほどすると
足首をはじめとする関節が痛み出し
(痛みがひくまで休憩)
などと判断して
もうずっと休憩してる
てな事を繰り返している私の運動ライフ
こんな私ですが
実は12~13年前に
「那覇マラソン」「沖縄マラソン」
の両方とも出走した事があります
その想い出を少し・・・
那覇マラソン
具志頭のキツ~イ坂を上がりきったあたりで
もうフラフラ・・・
(あ~あ、何やってんだろ俺)
なんて気分でいた頃突然前方から
「パン!パパパ~ン!」
と花火があがったのです
(やっぱイベントだな、こりゃ~)
と思っていたら単なる中間地点での足きり合図でした
沖縄マラソン
これも中間地点あたり
歩いてんのか走ってんのか判らないスピードの私
後ろから何かエンジン音がすると思って振り返ると
「リタイヤ者専用バス」
が死神のように近づいていました
(もうアレに乗って楽になろうか・・・)
ひとしきり悩みながら走っていた私の耳に
突然バスからの放送が・・・
『199×年沖縄マラソン
こちらは最後尾のランナーでございます!』
いきなりの最後尾ランナー・・・つまり私の紹介に
沿道からは割れんばかりの拍手と喝采が・・・
(どひゃ~、こりゃあリタイアどころじゃね~)
と拍手と喝采に応えるべくペコペコお辞儀しながら
トボトボ走行の私
後ろからは相変わらず死神バスが迫ってくるんで
一旦歩道に上がって先に行ってもらおうとすると
また放送で
『歩道に上がると失格と見なされます!』
(もう泣きたい・・・)
もはや私には
「公開イジメ」としか思えない状況がしばらく続きました
結局走れないものは走れないんで
意を決して振り返り運転手に一礼してバスに乗せて貰いました
バスの中でも私を待っていたのは何故か拍手喝采
おかげで私は翌日
足の他にもお辞儀に使う筋肉が痛んでいました
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