アプローズと筋肉痛

L-00

2007年01月18日 19:51


もうイヤ!

この時季盛んなスポーツと云えばマラソンがありますね
沖縄でも昨年末には那覇マラソン
また2月末には沖縄マラソンが予定されていて
車で道を走っていても
軽快なランナーに遭遇する事が多々あります

普段殆ど運動しないメタボな私ですが
そんなランナー達を見かけると
その洗練された肉体に憧れを抱いてしまいます
(一部ランナーは除く)

振り返ると
(少し運動でも始めっか!)
と考え
まず手始めにウォーキングなどをして
一週間ほどすると
足首をはじめとする関節が痛み出し
(痛みがひくまで休憩)
などと判断して
もうずっと休憩してる
てな事を繰り返している私の運動ライフ

こんな私ですが
実は12~13年前に
「那覇マラソン」「沖縄マラソン」
の両方とも出走した事があります
その想い出を少し・・・



那覇マラソン

具志頭のキツ~イ坂を上がりきったあたりで
もうフラフラ・・・

(あ~あ、何やってんだろ俺)

なんて気分でいた頃突然前方から

「パン!パパパ~ン!」

と花火があがったのです

(やっぱイベントだな、こりゃ~)

と思っていたら単なる中間地点での足きり合図でした



沖縄マラソン

これも中間地点あたり
歩いてんのか走ってんのか判らないスピードの私

後ろから何かエンジン音がすると思って振り返ると
「リタイヤ者専用バス」
が死神のように近づいていました

(もうアレに乗って楽になろうか・・・)

ひとしきり悩みながら走っていた私の耳に
突然バスからの放送が・・・

『199×年沖縄マラソン
 こちらは最後尾のランナーでございます!』


いきなりの最後尾ランナー・・・つまり私の紹介に
沿道からは割れんばかりの拍手と喝采が・・・

(どひゃ~、こりゃあリタイアどころじゃね~)

と拍手と喝采に応えるべくペコペコお辞儀しながら
トボトボ走行の私

後ろからは相変わらず死神バスが迫ってくるんで
一旦歩道に上がって先に行ってもらおうとすると
また放送で

『歩道に上がると失格と見なされます!』

(もう泣きたい・・・)

もはや私には
「公開イジメ」としか思えない状況がしばらく続きました

結局走れないものは走れないんで
意を決して振り返り運転手に一礼してバスに乗せて貰いました

バスの中でも私を待っていたのは何故か拍手喝采

おかげで私は翌日
足の他にもお辞儀に使う筋肉が痛んでいました

関連記事