本人承諾済みです

L-00

2007年01月07日 15:23


今でも少し怖い三島くん

その昔文学なんぞに傾倒しておりまして
食い入るように本ばかり読んで過ごしていた時期がありました

お好みは明治~昭和のいわゆる「文豪」と呼ばれる方々の作品
あんまり読みすぎて
よく夢の中で作家の方とお会いする機会がございました

ある時は太宰治とカウンターバーで語らっていて
太宰にいきなり
「君は句読点の使い方がおかしい!」
と説教をされている私がいました

またある時は三島由紀夫が
何故か鎌を持って私を殺そうと追いかけてくるのです

夢はそれを見ている時は
割と苦しい内容が多いのですが
思い出してみると全然脈絡がなくて笑えます

とかくすぐ忘れる夢の内容ですが
「コレだ!」と思える夢を見た時は
起き抜けに頭の中で意識的に反芻するようにしています
(ホントは書いた方がいいようですが、面倒臭いし・・・)

で最近また素敵な夢を見ました

場所はどこか判りませんが
私はエレベーターのボタンを押して到着を待ってます

しばらくして「チーン」という音の後に開く扉
何気に前を向いて乗ろうとすると見覚えのある先客が

                       ・・・・・・・あっSHINYA氏だ!

SHINYA氏はそのプロフィール写真の(まんま)の姿で
何食わぬ顔?で隅の方に立ったまま動きませんでした

私は挨拶しようかとも思いましたが
何だかSHINYA氏は無口に見えたので
そのまま乗り込んで背中を向けました

エレベーターは中々目的の階に着きません
後ろでは何故かSHINYA氏が
ギターとアンプのセッティングを始めます

私は物音を気にしつつも振り返らないように努力しています

セッティングが済むとSHINYA氏は
おもむろにヘビメタの早弾きソロを
ワンフレーズ程全開で弾き倒し
それが終わると私の肩をチョンチョンと叩き
恐る恐る振り向く私に人差し指を動かして「カモン!」のサイン

どうやら私に掛け合いを振ってきているご様子

私はその雰囲気に圧倒されてまごついていると
SHINYA氏はさらにワンフレーズを披露して
同じように「カモン!」

「スイマセン、そういうのじゃ無いんで・・・」

私の意味不明な言葉など意に介さず
SHINYA氏はガンガン弾き続けます

やっと着いた目的の階
SHINYA氏のソロはまだ途中だったので
エレベーターのドアが開くと
歩いている人からは突然爆音が響いてくるので
皆目を丸くして見ています

私はその中にお辞儀をして出て行き
背中越しに扉が閉まり
演奏が聞こえなくなるのを確認しながら
そのまま歩いて行ったのでした

目が覚めて私は
SHINYA氏には悪いのですが
「初夢じゃなくて良かった」
と何故か思ってしまいました

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