無知 (レベル1~3)

L-00

2007年01月31日 19:29


ウエスト細いよネ~

知ってるつもりで知らない事
正しいと信じていた事が間違っていた
或いは
何となく尋ねてみたらそれ自体が爆弾発言だった
そういう事って笑えます



(レベル1)
昔、私が書店でアルバイトをしていた頃の話
若い女性が雑誌を何冊か購入して領収書の請求をしてきました

よくある事なので私はさっさと日付と金額を記入し
「宛名はどうしますか?」と尋ねました
すると女性は困った顔をして考え始めました

私には彼女の苦悩がすぐ解りました

若い女性はおそらく喫茶店かなんかのアルバイト
しかも社会に出るような行為はこのバイトが初めてであり
今まで領収書とは縁も無い生活をしてきた筈です

それがバイト先の店長かなんかに
適当に週刊誌を数冊買って領収書を貰って来るよう
と指示を受けただけなので
「宛名」なんて概念が無かったのだと思います

しばらく考えて彼女は

























て・・・店長へ、でお願いします」



と言ってきました

店名を言うと思ってた所にこれは不意打ちで
吹き出しそうだったのですが
彼女の気持ちを思い何食わぬ顔で
(店長へ)と書いて渡しました

少し字が笑ってるように見えるのは
私が悪筆だからでは無く
あなたのせいですヨ
と言いたかったです


(レベル2)
結婚前の話

ある時実家でテレビを観ていました
当時ミック・ジャガーがソロで来日公演を行い
その模様が録画放映されている番組でした

私はストーンズが大好きなので
キースもロンもチャーリーも観たかったのですが
まあ贅沢言ってもしょうがないので
クネクネするミックに没頭していました

するとおもむろに母が

「誰ね?この外人、気持ち悪い!」

すると傍らで父が

「母ちゃん、知らんのか?これはよ

























 ロックの王様さ~



多分父はどこかで週刊誌でも読んで
情報を収集していたのだと思います

ただ私はと云えばその一言で
突然ミックが間抜けなロックスターに見えてきて
全然集中出来なくなってしまいました

ロックの王様は画面の中で
相変わらずクネクネしてました



(レベル3)
女房
まだ子どもがいない頃
その頃住んでいたアパートで夕飯を食べていると
いきなり

























バター犬って何?



私ちょうど味噌汁をすすった所だったので
激しくむせてしまいました

結局
「俺も本物は見た事無いから分からん」
という事で納得してもらいました

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