アイ キャント スピーク イングリッシュ(PART2)

L-00

2007年01月30日 20:02


くどいようですが、PART2です

1994年2月の事だから
もうすぐ13年も前の話ですが
私を含めた友人3人で連れ立って
インドに行きました

往復のチケットと初日のホテルのみを手配して
後は気持ちの趣くまま国内を散見する
と云う約一ヶ月の旅程でした

私は初めて踏んだ外国の地だったのですが
それはそれはモノ凄い体験の数々でした

日本では見たことの無い障害を持った人
ガンジスのほとりでただ死を待つ人
レストランの従業員にも確実にある身分階級
どう見てもトイレに居住してる人
ドコへ行ってもカレーしか食えない苦悩
仏陀生誕の地を目指す日本僧との邂逅・説教
私にケツをむけて平気でウンコする人
街中で動物に包囲される
etc・・・

街を歩く外国人(特に日本人?)には
物売りがワンサカ言い寄って来ます

最初のウチはビビっていたのですが
2~3日もすると彼らの扱いにも慣れてきて
それはそれで中々楽しいモノでした

中にはヤバイ物を売りつけようとする人もいます
私たちを見たインド人がイキナリ

「ヘ~イ・フレンド!」

と近寄ってくるのはよくある事
並んで歩きながら顔を寄せてきて

「マリファナ?」
     「ノー」と私

「ハッシッシ?」
     「ノー」

「Oh~、ジキジキ!」(これが何か未だに不明、どなたかご教示を)
     「ノー」

「OK~、ナイスガール!」(腰振ってるし・・・)
     「ノッ・・・」

「インディアン・ガール、アメリカン・ガール
 あ~んど、ジャパニーズ・ガール!」

こんな所に日本人の売春婦がいるのか疑問でしたが
まあ万事この調子のヤリトリで笑えます

ある日私が宿泊していた安宿で寝ようとすると
唇がひび割れて痛んできました

私たちは誰もリップクリームを持参しておらず
唇を舐めながら乾燥するのをやり過ごしていたのですが
その夜はついにひび割れてきて痛かったので
フロントに何か対処出来るモノはないかと出向きました

安宿ですからリップなど無いと踏んでいた私は
フロントに立つインド人に





「ハニー!ハニー・プリーズ!」





と言い切りました
何かの本で蜂蜜がリップクリームの代用になると
読んだ記憶があったからです

ただフロントのインド人は
英語が解らないらしく(私もですが・・・)
しょうがないので私は
人差し指で唇を撫で回しながら










「ハニ~!プリ~ズ」
(※一部誇張してます)








と繰り返したのです
その時は唇が痛くて必死だったのですが
これってきっとヤバいですよネ?

結局フロントからは
何も出て来ませんでしたがネ・・・

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