割り箸談義
お箸にもなります(笑)
「浮き橋」「理知らず」「深山」
何か判りますか?
「御所車」「時雨茶臼」「百閉」
どうでしょう?
「岩清水」「首引き恋慕」「窓の月」
如何か?
では有名ドコで
「松葉崩し」「仏壇返し」
そーです!
いわゆる四十八手と呼ばれるモノです
中々雅な名前の数々で
私そのネーミングセンスが結構好きです
さて
男が数人集まって酒でも呑めば
すぐにワイ談になることは必定
とある日も我々は一升瓶を囲んで
下の話に耽っておりました
メインテーマは「体位」
やはり各人各様の好みがありまして
「あれはいい!」
「これはどうだか?」
みたいな話で一通り盛り上がりますが
微に入り細に入りとなってくると
言葉というコミュニケーションツールでは
ややニュアンスが伝わりにくくなってくることに気付きました
つまり正常位は正常位でも
微妙に手はこの位置で有って欲しいとか
後背位は後背位でも
足の開きに問題が・・・
などと
皆さん細かいこだわりを伝え足りないご様子
そこで私が提案したことは
割り箸を折って男女に見立てて
お好みの要点を説明するというモノ
とたんに皆さんうつむき
自らの快楽の極みを伝えるべく
ポキポキと割り箸を折り始めました
(環境を大切に!)
まさに宴たけなわ
出来上がった作品に各人が説明を加え
一喜一憂していた折
ある友人の番になると
どうも説明がつきにくい割り箸軍が
テーブルの上に散らばっているのです
もちろんみんな「なんじゃ?」といった具合に
問いただしますし又説明を促します
しかし当の本人は何故か照れる一方で
「なんて言うか・・・ちょっと・・・」
てな具合で
てんで説明にならないのです
結局最後まで説明は無し
(じゃあ割り箸で作るなヨ!)と思ったのですが
何故か後で思い出してみると
その方が妄想をかきたてて一番卑猥なのです
友人がそこまで狙ったかは定かではありませんが
私はまた大人の階段を上ったような気がしていました
という事で告ぐ
「性の奥義は秘すればこそ」
・・・まっ、あとは好き好きですワ
関連記事