生き方
夏の一枚
「仕事が生きがい」
という人がいます
意地悪でも何でも無く
「その人から仕事を取り上げたらどうなるんだろう?」
と思います
(普遍的な問)
人は何の為に働くのでしょう?
もちろんお金
でもただ単にお金だけではなく
なんというか
ある種の自己実現のために働いている人も見受けられます
もちろんそれが悪い訳ではない
「仕事は一生懸命する」
正論であり、聖論と表現してもいいと思います
ですから
「仕事には一生懸命でない」
なんて言うと
ある種の冒とくのような感じさえします
でもですね
私の周りで何人かが
仕事が原因と思われる心の病気にかかっています
私が考えるのはスジ違いかもしれませんが
彼らが仕事に費やした時間って一体何だったんだろう?
って思ってしまいます
彼らの性格は、ほぼ一様に生真面目で完璧主義
当然ながら
人生は自分で舵が取れます
取れるはずです
悩んで押しつぶされる前に
何とか出来なかったのかと
どうしても思ってしまいます
30を過ぎたあたりから
こんな私でも社会や家庭といった色々な場所・場面で
必要とされていると感じるようになりました
当たり前ですが一日は誰でも24時間ですし
私という人間は一人しかいません
先述したように、本来自分の人生の舵取りは自分にまかされてますから
私は極力意識して「私を必要とする波」を感じ取り、舵を切ってます
「私を必要とする波」はこれからどんどん変わっていくと思います
時には「自分を見失わぬよう」波に逆らって舵を切る必要もある
と意識してます
仕事は人生の中で重要なモノであることは間違いありません
でも
仕事は人生の一部分でしかありません
自己実現の手段が仕事である人とそうでない人は
考えを共有しにくくて困ります
また
職場を舞台に話をすれば
どっちが正論(聖論)かはすでに決まっています
そしてきっと今日もどこかで
震えるほど苦しんでいる人がいるはず
「自分の人生は自分の為に費やしたい」
一見、当たり前のような願望を
あらためて強く思ったりします
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