王道

L-00

2006年11月24日 22:35


洗濯日和

例えば職場で
改善すべき問題点があると感じて誰かが行動を起こそうとした時
容易に周りの賛同を得られない事があります

賛同を得られない理由は
「改善案がおかしい」、「予算の都合」、「時期尚早」等々色々ありますが
中にはどう見ても、難癖をつけているとしか思えない人もいます

そういう人は結局
(あの人が嫌いだから、あの人のやる事もみな反対)
と考えているのでしょう

職場という所は血の通った人間が集うところですので
当然そこに感情が入り乱れてくるのは否めません

でも一歩ひいてみると
職場じゃなければ、いくらでも笑って付き合えそうな方々はたくさんいます

ですから逆に言えば「仕事」いう媒体が
人間関係に及ぼしている影響は大きいのかもしれません

閑話休題

改善を提案した時、周りが難色を示しても
それが「善」だからという信念で、力任せに事を進める人がいます

時としてそれは、目の覚めるような結果をもたらし
万事大成功になるかもしれませんが、それは稀

大体はそこに、さらに大きな感情の溝が出来てしまいます
そしてその溝は、次の改善策を実行する時に
また越えなくてはならない、大きな障害となります

つまり
「人間関係を悪くしながら、事を成した」
と言えるかもしれません

それって結果的には良かったんでしょうか?

何でも誰にでも媚を売って、人に好かれれば良いとは思いませんが
日頃から人を不愉快にさせない言葉使いや態度、相手の話を聞く、譲歩する
といった小さな気配りが、後々の大きな仕事につながるのではないかと
いつも考えながらも、何もしてない私です

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